Job
仕事内容
鉄筋工事とは?
鉄筋とは、建物や橋などの
コンクリートで覆われた施設の骨組みです。
外からは見えませんが
全ての基礎となる大切な部分、
その建物の骨組みを
つくるのが鉄筋工事の仕事です。
鉄筋工事の詳しい仕事内容をご紹介します。
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STEP1
鉄筋加工
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STEP2
鉄筋運搬
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STEP3
現場施工
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STEP4
自主検査


鉄筋加工

鉄筋は元々ただのまっすぐな鉄の棒なのですが、それで骨組みは作れません。
まずは必要な長さに切断したり、形を曲げていく必要があります。
施工図を見ながら、必要な本数や状態に加工していき、番線で束ねて、現場へ移動させるために積み込みます。
これは加工担当の職人が行います。重たい部材はクレーンで移動するので、比較的軽作業です。
屋根のない場所での作業をしている企業さんもありますが、弊社は屋根付きの工場での作業ですので、
天候や季節に左右されずに行うことができます。

クレーン移動
1. 届いた鉄筋にワイヤーを掛け、
クレーンを使って作業台に移動させます。
2. 加工が終わって、積み置きしてまとめます。
クレーンの運転は移動式クレーン、
ワイヤーを掛ける作業は玉掛を使って行います。
これらを行うには資格を取っている必要があります。
会社の支援で資格を取ることができますので安心してくださいね
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切断加工
1. 鉄筋切断機に切断寸法を入力します。
2. 鉄筋をセットします。
3. スイッチを押して切断します。 -
曲げ加工
1. 鉄筋曲げ機械に加工形状と寸法を入力します。
2. 鉄筋をセットします。
3. ペダルスイッチを踏んで鉄筋を曲げていきます。

鉄筋運搬

加工した鉄筋を現場まで安全・確実に運搬する大切な仕事です。
工場での積み込みから現場への受け渡しまでが業務内容です。工場や現場のサポートに入ることもあります。
積み込みや荷下ろしの作業をしますので、移動式クレーンと玉掛の資格が必要です。
会社の支援で資格取得できますので誰でも挑戦可能です。
1. 現場で必要な本数を確認し、工場で加工された鉄筋をクレーンで積み込みます。
2. 安全かつ丁寧に、各工事現場にトラックで運搬します。
3. 工事現場ではクレーンに玉掛をし、荷下ろします。

現場施工

加工場から運搬されてきた鉄筋を施工図通りに組み立てていきます。
鉄筋の種類に合わせて組み立てる順序があるので難しいところです。
ベテランの職人がリードしてくれるので連携をとりながら丁寧に作業して行きます。
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鉄筋組立
施工図をもとに、現場で鉄筋を組み立てていきます。
重たいものを運んで繋いでいくのでとにかく
安全第一で行って行きます。
高いところでの作業は、墜落制止器具(命綱)を
使ったりもします。
経験豊富なスタッフが声掛けしてくれるので、
分からないことがあればすぐに聞きましょう。 -
結束
「ハッカー」と呼ばれる工具と結束線を使って鉄筋を縛っていきます。この作業を「結束」といいます。
しっかりと結束することによって、骨組みの強度が増します。スピードと質ともに求められる仕事です。
若い人はスピードと綺麗さを競いながら仕事していたりします。楽しむのはいいですが、ミスしないように気をつけてくださいね。

自主検査

図面通りに施工されてるか確認するために自主検査をして品質管理をします。
検査を受け、問題なければ鉄筋工事は終了となります。